横浜市戸塚区川上町（出張無料エリア）からのご依頼。

数日前に突然テレビに「E202アンテナ確認」の表示が出てテレビが映らなくなり、テレビ裏の配線が抜けてないか確認したが特に異状なくブースターの電源も入っているので屋根上に設置してあるテレビアンテナを点検修理してくれる業者をお探しだったようです。

 

数ある業者の中からお選びいただき誠にありがとうございます！

 

突然家じゅうのテレビがE202の場合は、ブースター不良か屋外配線不良（断線）が多い

 

ご訪問後、テレビが実際に映っていないのを確認、レベルチェッカーでテレビ裏の配線を測定。地デジ・BSとも「ゼロ」になっているのを確認して屋根上アンテナを点検。

 

アンテナは問題なし。

 

ブースター増幅部を見てみると、

ランプが消灯してしまっていました。

ケーブルで測定すると、電源（DC15V)が来ていないため電源がオフになってしまっています。

 

ケーブルが怪しいです。

 

屋根上に這わせてある黒いケーブルですが・・・

 

 

配線をジョイントしているようなテープ巻きがあります。一部が切れています。

ここでしょう・・と確信。

 

 

中に水が入った後腐食して芯がない。

 

ちなみに正常なケーブルは

こんな感じです。

芯線がないと電波と電源が流れません。

 

とりあえず仮につなぎ直し。

他に異状がなければブースター増幅部のランプが点灯するはずです。

 

 

点灯確認。

家のテレビが映ることも確認。

アンテナレベルも復帰しました。

 

ただ、屋根上でケーブルジョイントはNGですので、元のところからケーブルを引き直し。

 

ここのお宅の屋根的にケーブルは浮かせてワイヤーに巻き付けて引き直しました。

雨などが当たらない軒裏深いところで引き込み線とジョイント固定して作業終了となりました。

 

お客様にテレビが正常に映ることをご確認いただきアンテナ修理完了となりました。

 

ご利用ありがとうございました。

 

いくら防水テープや耐候性テープを巻いても・・・

 

今までアンテナ修理をしている感想では、アンテナブースター設置後１０年内のときはケーブル不良のことが多いです。

今回のお客様だけでなく、雨などがあたる場所でケーブルのジョイントをテープぐるぐる巻きよく見かけますが、実際のところ防水テープや耐候性テープでも結局浸水してしまうようです。特に黒い屋根上に転がしてあるのは夏の熱も伝わってしまいますので更に耐久性が下がります。（よく持って７～８年）

やはりジョイント部は雨に当たらない場所にしないといけません。

ただ、場所が屋根上ですのでなかなかお客様で確認は難しいですよね。

 

「アンテナが倒れたり、向きが変わっていないのに映らない」のときのご参考までに。

 

 

 

 

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